太陽光発電

更新日:2017年7月16日

その名の通り、太陽電池を利用して太陽のエネルギーを直接的に電力に変換する発電方式をいいます。

太陽電池が並べられたソーラーパネルを屋根などに設置することによって、パネルが太陽から受けたエネルギーを家庭で使用することができる電気に変換することができます。

なお、ソーラーパネルを使用しているため、「ソーラー発電」と呼ばれることもありますが、どちらも同じ意味の言葉です。

発電の仕組み

太陽電池を並べて作られたソーラーパネルを使って発電するという仕組みです。風力発電や水力発電と同じく、再生可能エネルギーを使っての発電ですので、とても環境に良いと言えます。ご存じの通り、一般家庭にも設置導入が可能です。

家庭用太陽光発電に絞って話をすると、環境に優しいことのほか、毎日の電気料金を節電できることや余剰電力を電力会社に買い取ってもらう(売電)ことが大きなメリットです。普及を進めるため、国と地方自治体による補助金制度も存在します。

メリットとデメリット

電気を作り出す際に地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しないことや、日々の電気料金の削減などといったメリットがある一方で、多額の費用がかかってしまうことや、天気によって発電量が左右されてしまうなどといったデメリットもあります。

こちらの項目ではこれらのような長所と短所をまとめてご紹介しています。

メリット・長所

最大のメリットはなんといっても自宅で電気を作ることができることです。電力需要時間の電力削減に効果があり、エコにも大きな貢献をします。また、余った分の電力は電力会社に売ることができます。蓄電式のものであれば蓄電も可能です。

  • 電気料金の支出を大幅にカットできる
  • 電力需要時間の電力削減に効果がある
  • 余った電力は電力会社に売ることができる
  • 温室効果ガス(二酸化炭素)を排出しない
  • 煩わしいメンテナンスなどはほとんど必要ない
  • 国や地方自治体から補助金をもらうことができる
  • 停電など万が一の時にも電気を使うことができる
  • 使用されている部品や機器などのリサイクルが可能
  • 石油燃料を使わないため有害な廃棄物などが発生しない
  • 設置導入に必要な条件が少なく、設置可能な面積・場所が多い
  • 補助金対象になるための条件として、メーカーの補償(各メーカーにより異なる)が付いている
  • オプションとして、自然災害時の補償・停電時の補償・補償期間の延長など充実したサービスがある
  • 停電や電気代の高騰が無くても、今後、原子力・火力(CO2)に頼らないエコエネルギーが市場価値が高まる

デメリット・短所・課題・問題点

色々と大きなメリットが多いのですが、もちろんデメリットが全くないという訳ではありません。最大のデメリットは設置導入にかかる費用です。小規模のものでも数十万円、一般的な規模のものになると百万円~数百万円の費用が必要となります。

  • ソーラーパネルそのものの価格が高い
  • 設置導入にかかるコストが高い
  • 屋根に負荷(重さ)がかかる
  • 太陽が出ていない夜間の発電は不可能
  • 天候によって発電できる電力量に大きな差が出る
  • 蓄電池がついていない場合、蓄電することはできない
  • 申し込みから実際に設置されるまである程度時間がかかる
  • 商品によっては一戸建て・持ち家でないと設置導入できない
  • 発電していない夜間、雨・曇りの日は通常の電気代がかかる
  • 100%の投資回収を保証していない。100%の回収を見込む場合、最短でも10年期間は運用する必要がある
家庭用太陽光発電 産業用太陽光発電
太陽光発電の一括見積もり 産業用太陽光発電の一括見積もり

みんなの意見

●●原子力発電が核廃棄物を排出する技術であることは広く知られていると思います。一度事故が起きると大変大きな被害を社会に与えることも福島第一原発で経験済みです。一方で、太陽光発電は地球外から降り注ぐエネルギーを変換する訳ですから、廃棄物も発生せず、大変クリーンな発電方法であると言えます。

問題は、初期の設置に大変な費用を要することかと思いますが、それは原発や地熱発電水力発電などといった他の方法でも同様ですので、それほど大きなデメリットとは思えません。

太陽電池パネルのエネルギー変換効率は、入射した太陽エネルギーの十数パーセントとなっています。こちらもまだまだ効率改善の余地があり、未来へ向かって進歩発展の余地が大いに期待できます。設置スペースも心配するほど広大な面積は必要としないようです。

いずれ石油を始めとした化石燃料は枯渇してしまうと言われています。ですので、太陽光発電へのシフトに官民一体となって努力すべきであると思います。

●●太陽光発電は日照時間の問題があったり発電出来る容量が少ないため、どうしても火力、水力、原子力にはかなわないと思います。ただ一世帯分の節電を考えると太陽光発電は非常に有効的な手段であると言えるでしょう。

国家のプロジェクトとして原子力を推し進めるのでは無く、太陽光発電を推し進めるべきだと思います。ソーラーパネルを改良して高層ビル壁面に取り付けられる様にする事で、オフィス内の電力を少しでも自家発電で賄えれば、原子力発電所のような危険な物を全て排除出来るのではないでしょうか。

●●ひとつの提案なのですが、国内で年間の日照時間が長い場所を測定して順位をつけておきます。そして、その順位の高い10位までぐらいの場所に、比較的規模の大きな太陽光発電所を作るというのはいかがでしょうか。

本当なら砂漠地帯の様に、いつも日が照っていて、年間の降水確率の低いところに建設した方が効率的だと思いますが、日本国内ではそういう場所はありません。ですので、一箇所に集中して作るよりは拡散して都市部などで発電させられる様な仕組みを作った方が効率的だと思います。

自然を相手にして得るエネルギーをは安定していないので、電気の基本である安定供給は難しいのかもしれません。それでもエコなエネルギーを推進していくためには、国を挙げて取り組んでいく必要があると思います。

●●太陽光発電は地球上どこでも設置対象になるので、可能性のある発電方法だと思います。効率のいい発電システムと蓄電方法が確立されれば、火力や電子力に頼らない電気エネルギーの確保が世界中で可能になるのではないでしょうか。

大規模なものから携帯できる小規模なものまで、いろいろな種類の太陽光発電機器の開発が期待されます。携帯電話やスマートフォンなど持ち歩くものも、家で充電するというよりも太陽光があればそこで充電できるようなシステムになればと思います。

●●太陽光発電は、非常に良いものだと思います。その一番の理由は、発電エネルギー源である太陽エネルギーが、無尽蔵かつクリーンであるからです。日本国内で最も多い火力発電の燃料は石炭やガス、石油です。これらは言うまでもなく有限であり、やがては枯渇します。また、燃焼による大気汚染の影響は無視できません。

すでに環境破壊の問題が各方面で取り沙汰されています。月並みではありますが、今の私たちはさておき、子や孫の将来、地球の将来を見据えた時に、太陽光発電ほど優れた発電方法はないと考えています。

メガソーラーの一覧

こちらのページでは、主に家庭用太陽光発電システムについてのメリットやデメリットなどを挙げさせて頂きましたが、規模の大きな産業用や公共用のメガソーラーの解説をしているサイトをご紹介します。単にメガソーラーの解説だけではなく、日本全国の発電所情報も掲載されていますので、ぜひチェックしてみて下さい。
太陽光発電の概要と日本のメガソーラー一覧(新しいページで開きます)

まとめ

簡単に太陽光発電の仕組みや、メリット・デメリットをご紹介させて頂きました。こちらのページでは簡潔にわかりやすくまとめてみましたが、より細かいところまで書くと、専門的なところも出てくるため、そういった点は割愛させて頂きました。

気になるのは費用対効果の点が1番かと思いますが、見積もりを出してくれる業者の中には、今後の電気料金などのシミュレーションも一緒に提出してくれるところも多いですので、それらの数字も参考にして設置の可否を決断しましょう。当サイトでご紹介している「ソーラーパネルを安く設置する方法」もご参照下さい。

自宅に太陽光発電のシステムを設置するかどうか決める際には、実際に見積もりに来た業者の担当者などに色々と聞いてみるといいでしょう。また、疑問点や気になることなどがあれば、そちらも単刀直入に尋ねてみて下さい。