市場規模

更新日:2017年11月16日

HEMSの市場規模をご紹介しているページです。HEMSという言葉自体、まだまだ一般に浸透しているとは言い難い状況ですが、エネルギーへの関心の高まりや補助金制度の誕生などといった点から、これから徐々に浸透していくのではないでしょうか。

そんなHEMSの現在の市場規模と、今後の市場予測をご紹介しているページです。

富士経済の予測

富士経済は、マーケティングサービスの提供や市場調査に基づいたマーケットレポートの発行などを行っている企業です。環境やエネルギーの分野のみならず、ヘルスケアや情報通信や自動車産業など、様々な分野の調査を行っています。

そんな富士経済が2012年9月21日に「住宅分野のエネルギー設備機器採用動向を調査」という発表を行いました。2012年4月~8月にかけて調査された内容をまとめたもので、こちらにHEMSの市場規模や市場予測が掲載されていました。

  • 2010年度実績:6億円
  • 2011年度実績:12億円
  • 2012年度見込:25億円
  • 2013年度予測:48億円
  • 2014年度予測:75億円
  • 2015年度予測:120億円
  • 2020年度予測:450億円

2011年度までは実績、2012年度は見込み、2013年度以降は予測となっています。

ご覧の通り、2010年度と比較すると10年後の2020年には約75倍の市場規模になると予測されていて、これからの市場の発展に大きな期待がかけられている様子が窺えます。2015年で終了するHEMSの補助金制度も気になるところです。

矢野経済研究所の予測

矢野経済研究所も富士経済と同様に、幅広い分野の市場調査やマーケットレポートの作成などを行っている企業です。両社とも数十年もの長い歴史を有していて、「市場調査ならこの2社」と言っても過言ではないほど、代表的な存在となっています。

矢野経済研究所は2102年5月9日に「スマートハウス関連主要設備機器に関する調査結果」というレポートを発表しました。

こちらは2012年2月~5月にかけて行われた市場調査を元に作られ、HEMSに関しては以下のような記載がありました。同じ行に蓄電池についての記載もありましたので、併せてご紹介します。

  • HEMSの2020年度の市場規模は、2010年度比74倍の260億円
  • 蓄電システムの2020年度の市場規模は、2010年度比563倍の450億円

富士経済の市場予測と比較して「あれ?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。それは両社とも2010年度比の倍率はほぼ等しいのに、金額が190億円も異なっているからです。

これには理由があって、矢野経済研究所の予測には工事費を含んでいない末端販売額ベースの数字となっているからなのです。

市場の拡大は間違いなし

両社ともHEMS市場は、2020年度には2010年度比の約75倍の規模に成長すると予測しています。より詳しくレポートを読み込んでも、両社とも市場の急拡大はほぼ間違いないと読んでいます。これから新規参入も相次ぐのではないでしょうか。

なお、「スマートハウスの市場規模」というページも併せて参考になさってみて下さい。