定義
更新日:2018年3月31日
スマートハウスの定義をご紹介しているページです。1980年代に生まれたこの言葉は住宅に関するの概念の1つで、特に定められた定義や意味などはありません。
ただ、現在は「HEMSを導入してエネルギー管理をしている住宅」=「スマートハウス」といった意味で使われることが多いです。
スマートハウスを構成する機器
スマートハウスに関係した機器は様々なものがあります。大きく分類すると「省エネ機器」「創エネ機器」「蓄エネ機器」の3つに分類することができ、当サイトのメインコンテンツの一つである家庭用蓄電池も「蓄エネ機器」に含まれます。
以下にそれぞれの分類について具体的な製品をご紹介しますが、これら全てが揃っている必要はありません。エネルギー管理を行う核となるHEMSは欠かせませんが、その他の一部の製品を使用しているだけでもスマートハウスと言うことができます。
省エネ機器(エネルギーを省く)
最初にご紹介するのは、消費エネルギーを省くことに役立つ機器です。エネルギー消費量の少ない電化製品や、HEMSのように直接的にはエネルギーを省かないけれど、間接的に省エネに役立つといったような機器も含まれます。
- HEMS
- スマートメーター
- 省エネ家電
- スマート家電など
創エネ機器(エネルギーを創る)
次にご紹介するのは、エネルギーを創ることができる機器です。一般にも広く普及し始めた太陽光発電システムや、テレビCMでお馴染みのエネファームなどが含まれます。後述の蓄エネ機器と同様に非常に高い注目を集めている機器がほとんどです。
- 燃料電池システム
- 太陽光発電システム
- 太陽熱発電システム
- 小型風力発電システム
- ガスコージェネレーションシステム(エネファーム)など
蓄エネ機器(エネルギーを蓄える)
最後のご紹介するのが、当サイトのサイト名とも関係が深い蓄エネ機器です。他のページでも触れていますが家庭用蓄電池がその代表的製品です。また、蓄電池に蓄えた電力を流すためのシステムもこちらの項目に含まれます。
- 家庭用蓄電池
- EV(Electric Vehicle:電気自動車)
- PHV(Plug-in Hybrid Vehicle:プラグインハイブリッドカー)
- V2H(Vehicle to Home:EV/PHV車両に蓄えた電力を住宅に供給する仕組み)
- H2V(Home to Vehicle:住宅からEV/PHV車両に電力を供給する仕組み)
まとめ
以上、スマートハウスを構成する主な機器をご紹介させて頂きました。本来であれば「定義」をご紹介するページなのですが、冒頭の通り厳密な定義はありませんので、このような形でスマートハウスの解説を致しました。
- HEMS+スマート家電
- HEMS+創エネ機器1つ以上
- HEMS+蓄エネ機器1つ以上
当サイト運営チームの個人的な感覚となってしまいますが、上記のいずれかの組み合わせが最低限導入されていれば「スマートハウス」と言えると思います。